韓国で新型対空ミサイル開発

 韓国の国防事業庁(DAPA:Defense Acquisition Program Administration)
は3月14日に,SM-2の後継と位置付ける新型対空ミサイルの開発契約を,LIG
Nex1に対して3,306億ウォン(2億4,690万ドル)で発注した。これを新型駆逐
艦KDDXに搭載する構想。
 また韓国政府は,新型の艦対地弾道ミサイル玄武IV-2(Hyunmoo-IV-2)の開
発計画にゴーサインを出した。迅速な配備を実現するため,研究フェーズを飛
ばして,いきなりシステム開発フェーズからスタートさせる。2028年までかけ
てシステム開発を行なう計画で,予算は2,371億ウォン(1億7,600万ドル)。
2028~2029年に量産に移行する。2036年に予定している計画完了までの総経費
は,6,800億ウォン(5億600万ドル)を見込む。こちらは,KDX-3バッチ2こと
チョンジョ・デワンJeongjo Daewang級,KDDX,韓国版アーセナル・シップへ
の搭載を計画している。