韓国揚陸艦ドクトに能力向上改修
韓国の国防事業庁(DAPA:Defense Acquisition Program Administration)
が10月29日に,韓国海軍の揚陸艦ドクトDokdoの能力向上改修について明らか
にした。眼目は搭載機器の更新で,欧州メーカー製品を国産製品に置き換え
る。その内訳は以下のとおりで,総経費は1,980億ウォン(1億4,290万ドル)
を見込む。(Naval News 2024/10/30)
○長距離対空捜索レーダーSMART-Lを,国産のAESA(Active Electronically
Scanned Array)レーダーに換装
○対空多機能レーダーを,タレス・ネーデルラント製MW-08からLIG Nex1製
SPS-550Kに換装
○IRST(Infrared Search and Track)を,サフラン製ヴァンピールからハン
ファ・システムズ製SAQ-600Kに換装
○指揮管制システムを,FFXバッチⅢフリゲイトと同じハンファ・システムズ
製Naval Shield Baseline 3.0)に換装
○対魚雷自衛システム(TACM:Torpedo Acoustic Counter Measure)の換装