韓国海軍向けFFX-3型の1番艦を納入
HD現代重工は12月18日,韓国海軍向けFFX-3型フリゲイトの1番艦のチュンナムChungnam(FF-828)を納入した。本型は2023~27年に6隻を建造・就役させる計画。満載排水量4,300トン,全長129メートル,幅14.8メートル。主兵装は16セルのKVLS(Korean Vertical Launching System),127ミリ単装砲Mk45,K-SAAM,SSM。CODLOG推進でブースト機はロールス・ロイスのMT30ガスタービンを使用し,速力30ノット。
なおFFXはさらに4型6隻の建造計画があり,このうち1,2番艦をハンファ・オーシャンが8,391億ウォン(5億7,869万ドル)で受注した。船体サイズや外観は3型を引き継ぐが,CIWSや電子戦システムなどを新型化する模様。(Naval News 2024/12/18,同2024/12/20)