乗組員などに新型コロナウイルス感染者が確認され，邦船各社は８月のクルーズ中止を余儀なくされた。郵船クルーズの飛鳥Ⅱは横浜港停泊中の８月16日に乗組員の陽性が確認され，同17～19日のクルーズを中止。乗客は乗船していなかった。その後も陽性者が発生したことからさらに９月12日発までの７本を中止した。商船三井客船の“にっぽん丸”は，８月２～７日のクルーズ中に陽性者を確認したため中止とし，続く７日発，10日発を取りやめた。日本クルーズ客船の“ぱしふぃっく びいなす”は８月16日発のクルーズ中に陽性者を確認したためクルーズを取り止め，20日発，23日発も中止とした。その後も停泊中に乗組員の陽性が確認されたことから25日発，29日発を中止している。