●RCIでクルーズ船初の再生可能ディーゼル燃料使用
米ロイアル・カリビアン・グループは10月28日,所属船の一部で再生可能ディーゼル燃料を使用して運航を始めたと公表した。米ワールド・フューエル・サービスと提携し,ロイアル・カリビアン・インターナショナル(RCI)のナビゲーター・オブ・ザ・シーズNavigator of the Seas(138,279総トン,船客定員3,807人,2002年竣工)がロサンゼルスで同燃料を補給し,メキシコに向けて出港。同燃料を用いてアメリカから出港させた初の大手クルーズ船社になった。この燃料は従来の船舶燃料より炭素含有量が少なく,脱炭素戦略の重要なステップとして長期使用の実現可能性を評価していくという。
(RCI)