●MSCクルーズの新船「MSCシースケープ」引渡し
MSCクルーズが北米マーケット向けに建造していたMSCシースケープMSC Seascapeが,去る11月16日,伊フィンカンティエーリ造船所モンファルコーネ工場で引き渡された。次いで12月7日にはニューヨークで命名式を挙行してマイアミに向かい,同11日からカリブ海でデビューした。引渡し式にはG.アポンテMSCグループ創設者兼会長,P.ヴァーゴMSCクルーズ会長やフィンカンティエーリCEOのP.フォルジェーロ氏らが参列した。MSCクルーズの21隻目となる本船は,2021年7月に竣工したMSCシーショアMSC Seashoreに続く「シーサイドEVOクラス」の2番船。広大な屋外スペースを備え,最新かつ最先端の環境技術を導入したのが特徴。170,412総トン,全長339.0メートル,幅41.0メートル,主機ディーゼル・エレクトリック,航海速力21.1ノット,船客定員4,560(最大5,887)名。
(MSC CRUISES)