日本政府の外国客船受入れ再開措置を受けて，馴染みのクルーズ客船が再び来航する見通しだ。プリンセス・クルーズは12月２日，2023年３月に日本発着クルーズを再開すると発表した。３月15日発から11月９日発まで，ダイヤモンド・プリンセスDiamond Princess（115,906総トン，船客2,706人，2004年竣工）による横浜発着，一部神戸発着の全22コース，32本を実施する。同社の日本発着就航10周年となり，全コースに感謝価格を設定して販売する。キュナード・ラインはクイーン・エリザベスQueen Elizabeth（90,901総トン，船客2,081人，2010年竣工）の横浜発着を実施する。４月19日発から５月15日発の４コース６本を実施。１コースは釜山下船・乗船の片道クルーズとしても販売する。ホランド・アメリカ・ラインはウエステルダムWesterdam（82,862総トン，船客1,964人，2004年竣工）で３月27日発，４月10日発の横浜発着２本の実施を発表した。４月24日には横浜から釧路経由でアラスカへ向かう。リージェント・セブン・シーズ・クルーズはセブン・シーズ・エクスプローラーSeven Seas Explorer（55,254総トン，船客732人，2016年竣工）で３月14日東京発～28日横浜着を行ない，西日本や南西諸島を巡る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（PRINCESS CRUISES）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（HOLLAND AMERICA LINE）