●常石造船がメタノール燃料撒積船「TESS66 AEROLINE」を初受注
常石造船は2月14日,メタノールと重油の二元燃料エンジンを搭載した65,700重量トン型撒積船TESS66 AEROLINE(エアロライン)を初受注したと発表した。独自開発のタンク形状や居住区の配置・形状見直しによって実現した大容量メタノール燃料タンクを船尾甲板上に搭載,これにより荷役の安全性と容易さを維持しつつ十分な運航が可能となった。メタノールの使用でNOx最大約80パーセント,SOx最大約99パーセント,CO2最大約10パーセントの排出削減を実現でき,さらにグリーンメタノールの使用でカーボン・ニュートラルも可能となる。65,700重量トン,全長200メートル,幅32.25メートル,主機MAN B&W 6G50ME-C9.6-LGIM(三井E&Sマシナリー製)。竣工は2025年内の予定。
(常石造船)