●大阪湾で自律航行船の実証実験
大阪のロボティクスとAIの専門家集団エイトノットは,去る4月14日,自社開発の自律航行システム「エイトノット AI CAPTAIN」を用いた自律航行船の実証実験を,大阪咲洲のATCで開催された「ATC OSAKA MIRAI EXPO」のイベントで実施した。(公財)大阪産業局が運営する「IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム」を活用した取組みで,自律運航船の実証実験は大阪湾で初めて。この実験では,堺市の「サイクルシップ実証実験」(サイクリングと舟運の掛合せ)の一環としても行なわれ,堺市内から走行してきた自転車を自律航行船に乗せて舞洲まで渡し,「サイクルシップ」の可能性を検証。実験の結果,咲洲,舞洲,夢洲エリアで咲洲~舞洲間約6キロを安全に航行でき,大阪ベイエリアの活性化に向けた自律航行船活用の可能性が確認できた。
(エイトノット)