●佐伯湾で海保・海自の合同防災訓練
10月30日,佐伯海上保安署(第7管区)は, 海上自衛隊佐伯基地分遣隊,佐伯市および同市消防本部と合同で,防災訓練を実施した。この訓練は,佐伯湾内で南海トラフ地震など大規模な災害によって給油施設など港湾施設が損壊することを想定したものである。訓練では,海自多用途支援艦“げんかい”から巡視船“さちかぜ”(CL-100)に,500リットルの軽油を航行中に補給(海上燃料)したほか,負傷者の合同搬送や離島住民の海上避難,船艇間での物資移送が行なわれた。なお,海保・海自間での海上燃料補給訓練は今回が全国で初となった。