米海軍の新造艦に関する話題
米海軍は11月3日,新型エアクッション揚陸艇SSC(Ship to Shore
Connector)の9番艇LCAC-108を領収した。建造所はテクストロン・システム
ズで,さらにLCAC-109~120を建造中。
ハンチントン・インガルス(HII)のインガルス造船所は米海軍シー・シス
テムズ・コマンド(NAVSEA)から,LHA(R)ことアメリカAmerica級強襲揚陸
艦のフライトⅠLHA-10に関する先行調達契約を1億3,000万ドルで受注した。
また,同社で建造しているアメリカ級の3番艦ブーゲンヴィルBougainville
LHA-8の進水式が,12月2日に挙行された。スポンサーは第19代統合参謀本部
議長と第36代海兵隊司令官を務めたジョセフ・ダンフォード退役海兵隊大将の
夫人,エリン・ダンフォード氏。
このほか11月14日にオースタルUSAで,ナヴァホNavajo級航洋救難曳船の6番
艦ビリー・フランクJr. Billy Frank Jr. T-ATS-11の起工式が行なわれた。艦
名は朝鮮戦争に出征した海兵隊員にちなむ。