豪政府が水上艦戦力の見直しを発表
オーストラリア政府が2月20日に,海軍の艦艇戦力に関する見直しを発表し
た。目下の戦略状況に鑑み,水上艦の総数を26隻に増すが,内訳は3段構えと
する。まず「ティア1」として,イージス戦闘システムを備えるホバート
Hobart級3隻の能力向上改修を実施するほか,計画中のハンターHunter級は当
初計画の9隻を6隻に縮小して続行する。その下に「ティア2」として汎用フ
リゲイトを11隻導入する。残り6隻は,有人・無人の使い分けが可能なLOSV
(Large Optionally Crewed Surface Vessel)を6隻配備する構想。