●MSCクルーズの「MSCベリッシマ」が上海初寄港
MSCクルーズは3月18日,中国本土での運航再開を記念したイベントを上海に初寄港したMSCベリッシマMSC Bellissima船上で開催し,新型コロナ感染症パンデミック以降この地域から運航を再開した初の国際クルーズ会社となった。本船は今夏を通じて上海,基隆,深圳を母港として運航,さらにMSCスプレンディダMSC Splendidaが来たる12月から来年4月まで深圳と厦門から運航する予定。MSCベリッシマは日本発着クルーズ実施後の来年1月に母港を上海に移す。同船は揚子江岸に設けられた上海宝山国際クルーズ・ターミナルに着岸したが,このターミナルは長さ1,500メートルに及ぶ巨大なもので,15万トン級大型客船が優に3隻着岸できる規模を誇る。
(MSC CRUISES)