シンガポールが新型水上戦闘艦を建造開始
3月8日にSTエンジニアリングの海洋部門(STマリーン)で,シンガポール
海軍の新型水上戦闘艦MRCV(Multirole Combat Vessel)の1番艦で使用する
鋼材の切出しがスタートした。2028年に就役の予定。
同級は2023年に6隻を発注しており,UAV,USV,UUVの母艦機能と管制能力
を有するとされている。
なお,同級は統合電気推進システム(IFEP:Integrated Full Electric
Propulsion)を使用することになっており,これはGEベルノバが受注した。発
電機,配電盤,変圧器,可変周波数駆動システム,電力管制システム,推進管
制システムといった機器で構成する。