●NCLHが傘下3オペレーター向けに8隻発注

 米ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングス(NCLH)と伊フィンカンティエーリ造船所は4月8日,8隻の新造船発注を明らかにした。NCLH傘下の3船社向けにこれまでより大型化された新タイプの客船を建造する。内訳は2隻がリージェント・セブン・シーズ・クルーズ向け77,000総トン, 船客約850人,2026,29年引渡し。2隻がオーシャニア・クルーズ向け86,000総トン,船客約1,450人,2027,28年引渡し。4隻がNCL向けで最大船となる約20万総トン,船客約5,000人,2030,32,34,36年引渡しとなっている。リージェント,オーシャニア向けは資金確保の目処もついており建造契約を結んでいる。NCL向けは基本合意書を交わし,融資などの条件を待って最終決定される。