●大阪港の新しい客船ターミナルがオープン

 老朽化などのため2022年から建替えを進めてきた大阪港の「天保山客船ターミナル」が,去る4月30日に落成,5月5日にオープニングセレモニーを開催し,翌6日から供用開始された。バリアフリー化された新ターミナルは3階建て,延べ床面積約5,780平方メートルで以前の約2倍の広さ。2層吹抜けのエントランス部天井は船の帆,壁はサンゴ,床は砂浜をイメージしたデザインを採用した。費用は約26億円。セレモニーでは横山英幸大阪市長,吉村洋文大阪府知事,遠藤弘之日本外航客船協会会長(郵船クルーズ社長)らの挨拶に続き,池田良穂大阪府立大学名誉教授の基調講演,施設の説明などが行なわれ,最後にテープカットを実施した。

                         (大阪港湾局)