●長距離カーフェリー2023年度実績

 日本長距離フェリー協会加盟社の2023年度輸送実績は,12航路中11航路で旅客が増え,245万5,076人が利用し,前年度比19パーセント増だった。航路別では阪神〜北九州90万6,357人(前年度比18パーセント増),阪神〜中九州37万9,678人(30パーセント増),北関東〜北海道16万3,876人(9パーセント増),北陸〜北海道19万8,765人(10パーセント増),中京〜東東北4万5,073人(30パーセント増),東四国〜北九州4,068人(3パーセント減)など。円安による国内旅行への回帰傾向,個人客の利用増などの要因が考えられるという。トラック輸送は5航路で増加,6航路で減少,1航路が横這いだった。全体で128万5,316台を輸送し,前年度比2パーセント増加した。航路別では阪神〜北九州38万3,804台(3パーセント増),阪神〜中九州12万319台(0パーセント),北関東〜北海道14万4,703台(6パーセント減),北陸〜北海道10万2,447台(4パーセント減),京浜〜北九州12万5,253台(15パ―セント増)など。

                       (長距離フェリー協会)