■中国空母「山東」がわが国近海に出現

 海上自衛隊は,7月9~15,17,18日,中国空母山東Shandongを含む複数の中国海軍艦艇が,宮古島付近の太平洋上の海域において航行していることを確認した。また,当該期間に戦闘機とヘリコプターによる発着艦の実績は計約420回となった。その後,18日に,空母山東を含む複数の中国海軍艦艇が南シナ海へ向けて航行したことを確認した。

 これに対して,第5護衛隊所属“あけぼの”(佐世保),第6護衛隊所属“きりしま”(横須賀)および第13護衛隊所属“じんつう”(佐世保),第12護衛隊所属“うみぎり”(呉)により,警戒監視・情報収集を実施した。また,艦載戦闘機に対し,航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させる等の対応を行なった。