●「スピリット・オブ・タスマニアⅣ」引渡し

 豪タスマニアTTライン社のカーフェリー,スピリット・オブ・タスマニアⅣ Spirit of Tasmania Ⅳが竣工した。フィンランドのラウマ・マリン・コンストラクション(RMC)で建造されていたもので,9月12日に引き渡された。バス海峡を横断する豪本土ジーロングとタスマニア島航路に就航する。代替される現有のスピリット・オブ・タスマニアⅠおよびⅡ(29,338総トン,1998年竣工)より大型化され,全長は約18メートル長い212メートル,総トン数は47,994トンに増加。LNG燃料を採用し,出力28,022馬力(10,305kW 2基),速力26ノットで,船客定員は1,800人,車両レーン長3,700メートルである。同型のスピリット・オブ・タスマニアⅤも2024年末の引渡しを予定している。

                        (TT-LINE CO. PTY LTD)