自動車船大手ノルウェーのワレニウス・ウィルヘルムセン（WW）は９月25日，既発注の9,300CEU型自動車船（PCTC）12隻のうち，最後の４隻について積載数を拡大し，世界最大となる約11,700CEUにすることを発表した。この12隻は「シェイパー・クラス」と称し，中国の招商局金陵船舶（江蘇）造船所で建造（＋４隻のオプション付き）。9,300CEU型は全長228メートル，幅38メートル，12の車両デッキのうち４デッキが背高・重量物車対応で，リフタブル・デッキは２デッキを備える。メタノール対応の二元燃料エンジンを搭載し，アンモニアにも転換可能なレディ仕様となる。2026年後半から引き渡され，拡大版は2027年末期以降の引渡し予定。

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