オーストラリア海軍の駆逐艦でユニークな洋上補給

 演習「カカドゥ」に参加したオーストラリア海軍のフリゲイト,ウォーラム
ンガWarramunga(FFH-152)でユニークな洋上補給が行なわれた。ダーウィン
基地から飛来した空軍のC-27J輸送機に,パレットに載せた100キロほどの補給
物資を搭載,洋上にいるワラムンガの近くに空中から投下した。パレットはパ
ラシュートで着水し,ワラムンガから搭載艇を差し向けて艦上に回収した。
 これは,MAD(Maritime Aerial Delivery)と称する。ヘリコプターの行動
圏外から迅速に物資を送り込めるのが利点だと説明されている。C-27Jは離陸
後,現場まで45分で飛行したという。(Australian DoD 2024/9/20)