■日米共同統合演習(実動演習)を実施

 10月23日〜11月1日,令和6年度日米共同統合演習(実動演習)「Keen Sword 25」が行なわれた。

 実施場所は①自衛隊施設,在日米軍施設および区域,②民間空港・港湾,③奄美大島,徳之島,沖永良部島,わが国周辺海空域など。主要訓練項目は,①主要部隊司令部における指揮所活動,②共同統合対艦戦闘,③統合強制進入作戦(水陸両用作戦・空挺作戦など),④統合防空ミサイル防衛,⑤島嶼防衛,⑥海上交通の安全確保,⑦重要施設等防護,⑧統合後方補給・衛生,⑨統合指揮通信システム,⑩領域横断作戦の深化。

 演習参加部隊等は,自衛隊が統合幕僚監部,陸上幕僚監部,海上幕僚監部,航空幕僚監部,情報本部および自衛隊サイバー防衛隊,陸上自衛隊(陸上総隊,各方面隊など),海上自衛隊(自衛艦隊,各地方隊など),航空自衛隊(航空総隊,航空支援集団,宇宙作戦群など),米軍がインド太平洋軍,太平洋陸軍,太平洋艦隊,太平洋空軍,太平洋海兵隊,在日米軍,インド太平洋宇宙軍など。同志国がオーストラリア軍およびカナダ軍。演習参加規模は,自衛隊が人員約33,000名,艦艇約30隻,航空機約250機。米軍が人員約12,000名,艦艇約10隻,航空機約120機。