■掃海艇「うくしま」が火災により沈没
11月10日午前9時40分頃,福岡県大島の北約2.3キロの海域を航行していた,“すがしま”型掃海艇の6番艇 “うくしま”(下関基地隊第43掃海隊所属)の機械室付近で火災が発生した。その後,乗員や海上保安庁等による消火活動が行なわれたが,火の勢いは収まらず,翌11日午前0時5分に同艇は転覆し,午前8時34分沈没した。
この事故で,火災発生時,機械室にいた乗員1名が病院に搬送され,さらに1名が25日の段階で行方不明となっている。この事故を受け,海上自衛隊は10日午後に,海幕監察官をトップとする事故調査委員会を設置し,火災の原因を調べている。