米海軍の新造艦艇に関する話題

 ジェネラル・ダイナミクス傘下のエレクトリック・ボート部(GDEB)で建造しているヴァージニアVirginia級攻撃原潜の24番艦アイオワIowa SSN-797が,11月5日から試験航海を開始した。

 同じジェネラル・ダイナミクス傘下のバス鉄工所(GDBIW)で建造中のアーレイ・バークArleigh Burke級駆逐艦の77番艦パトリック・ギャラハーPatrick Gallagher DDG-127は工程が進捗。10月15日に浮ドックを用いて進水を実施して艤装岸壁に移動した。

 同型艦のジョン・バジロンJohn Basilone DDG-122は,11月1日に建造所のGDBIWを出発してニューヨークに向かい,同地で11月9日に就役式典を挙行した。

 また,同級83番艦のサム・ナンSam Nunn DDG-133について,11月22日にハンチントン・インガルス(HII)のインガルス造船所で起工式が行なわれた。艦名は上院議員にちなんだもので,息女のミシェル・ナン氏がスポンサーを務めている。

 テクストロン・システムズは,新型エアクッション揚陸艇SSC(Ship to Shore Connector)ことLCAC-100型に関する追加契約を2件,追加受注した。9隻,3億9,430万ドルずつの契約。(GDEB 2024/11/5,GDBIW 2024/11/7,同2024/11/9,DoD Contracts 2024/11/8,NAVSEA 2024/11/22)