インドが国内開発した極超音速ミサイルを試射
インド軍の研究開発部門DRDO(Defence Research and Development
Organisation)が11月16日に,極超音速ミサイルLRAShM(Long Range Anti Ship
Missile)を初めて試射した。これはロケット・ブースターで極超音速滑空飛翔体(HGV
:Hypersonic Glide Vehicle)を飛ばすタイプ。諸元は,射程1,700キロ,全長14メート
ル,弾体直径1.4メートル程度で,陸上・艦上のいずれからも発射可能とされる。
またLRLACMと呼ばれる巡航ミサイルの試射も実施された。DRDOがバラト・ダイ
ナミクス(BDL:Bharat Dynamics Ltd.)並びにバラト・エレクトロニクス(BEL:Bharat
Electronics Ltd.)と組んで開発しているもので,陸上だけでなくロシア製のUKSKに代
わるべく国内開発中の汎用VLSのUVLM(Universal Vertical Launch Module)にも
対応する。(Naval News 2024/11/17)