米海軍の新造艦に関する話題

 ハンチントン・インガルス(HII)のニューポート・ニューズ造船所で12月7日に,ヴァージニアVirginia級攻撃原潜の27番艦アーカンソーArkansas SSN-800の命名式が行なわれた。また,ジェネラル・ダイナミクス傘下のエレクトリック・ボート部(GDEB)で建造した同級24番艦のアイオワIowa SSN-797が,12月22日に米海軍に引き渡された。
 ジェネラル・ダイナミクス傘下のナショナル・スチール&シップビルディング(NASSCO)で12月5日に,T-AO(X)ことジョン・ルイスJohn Lewis級給油艦の7番艦サーグッド・マーシャルThurgood Marshall T-AO-211の起工式が行なわれた。また,同級4番艦のロバートF.ケネディRobert F. Kennedy T-AO-208が,12月10日に米海軍に引き渡された。
 年明けにカルロス・デル・トロ米海軍長官は,アーレイ・バークArleigh Burke級駆逐艦のうち95番艦と96番艦の艦名を発表した。95番艦はイントレピッドIntrepid DDG-145で,ニューヨークで保存されている空母に続く命名。96番艦はロバート・ケリーRobert Kerrey DDG-146で,ベトナム戦争における戦功で議会名誉勲章を受章,その後に上院議員やネブラスカ州知事を務めた人物にちなむ。(HII 2024/12/6,US Navy 2024/12/23,General Dynamics NASSCO 2024/12/5,Stars and Stripes 2024/12/11,US Navy 2025/1/3-4)