●巡視船「かんばい」が進水
12月3日,三菱重工下関造船所江浦工場で巡視船“かんばい”(PLH-45)が進水した。本船は令和4年度(2022年度)補正計画で建造中の“しゅんこう”型の4番船で,公称船型はヘリコプター2機搭載型。
船名には,西郷隆盛による漢詩の一節である「雪に耐えて梅花麗し」より,冬の中雪に耐えて初春に花を咲かす梅のように,苦難や試練にじっと耐え,乗り越えていくという意味が込められている。就役は令和8年度中を予定。
主要目は総トン数6,000トン,全長約140メートル,幅約16.5メートル,主機ディーゼル4基,速力27ノット以上,兵装40ミリ単装機銃1基,20ミリ多銃身機銃2基,搭載機ヘリコプター2機。