イランに商船改造の無人機空母
2月6日にバンダル・アバスで,イラン革命防衛隊(IRGC:Islamic Revolution Guards Corps)向けの無人機母艦シャヒード・バフマン・バゲリShahid Bahman Bagheriの引渡し式典が行なわれた。艦名はイラン・イラク戦争中に死亡した人物にちなんでいる。コンテナ船ペラリンPerarinを改造したもので,排水量40,000トン,全長240メートル,機関はMAN B&W Type 8 S70 MC-C ディーゼルで速力20ノット。左舷に張出しを設けて,そこから艦首に向かう滑走レーンとスキー・ジャンプ勾配を設置している。なお,飛行甲板に着艦拘束装置らしきものは見受けられない。また,この引渡し式典に併せて,同艦でガーヘル313(Qaher-313)無人機が発着艦を行なう模様を撮影した映像が配信された。(Naval News 2025/2/6)