HIS傘下のクルーズプラネットは８月23日，東京の本社で会見を開き，2021年２月に阪急交通社と共同でポナンのロストラルL’Austral（10,944総トン，船客定員264名）をチャーターし，南極クルーズを実施すると発表した。東京発着で2021年２月20日～３月７日の16日間，アルゼンチンのウシュアイアからロストラルに乗船し，南極半島をめぐる。募集人数は190人で，２名１室利用の１人分の代金は149万円から（早期割引139万円から）。南極チャータークルーズはクルーズプラネットとしては初めて（阪急交通社は２回の実績）で，両社の共同も初めて。ポナンのビジネスディベロップメントマネージャー伊知地亮氏がエクスペディションリーダーとして乗船する。クルーズプラネットの小林敦社長は，世界的に探検クルーズの需要と探検クルーズ船が増勢する勢いにあり，今回のチャーターを決めたと語った。

小林クルーズプラネット社長(左）と伊知地ポナン日本駐在ビジネスディベロップメントマネージャー。（編集部）