■新造音響測定艦「あき」進水式を挙行
1月15日,平成29年度計画による新造音響測定艦“あき”の進水式が,三井E&S造船玉野艦船工場で挙行された。就役は令和3年3月の予定。本艦は半没水双胴のSWATH船型を持つ“ひびき”型音響測定艦の3番艦だが,1番艦と計画年度に29年の開きがある。そのため,搭載機材を含めさまざまな改良が施されており,基準排水量が50トン増加した。なお本艦は1番艦の代艦ではなく純増分として建造されたもので,これは新中期防で建造を予定している4番艦についても同様である。基準排水量2,900トン,全長67メートル,幅29.9メートル,深さ15.3メートル,主機ディーゼル電気推進(電動機2基,2軸),出力3,000馬力,速力11ノット。