●スペインのプルマントゥールが会社更生へ
ロイアル・カリビアン・クルーズ(RCL)は6月22日,同社とクルーズ・インベストメント・ホールディング(CIH)合弁のスペイン・クルーズ船社プルマントゥール・クルーズが,スペイン当局に会社更生法を申請したと発表した。両社の持ち分はCIHが51パーセント,RCLが49パーセント。同社は新型コロナウイルス感染症のため,2020年11月までのクルーズを中止していた。クルーズ予約客は,RCLの客船会社(RCIやセレブリティ・クルーズなど)で再予約できることになっている。運航していたソブリンSovereign(73,529総トン),モナークMonarch(73,937総トン),ホライズンHorizon(47,427総トン)の3隻は,7月上旬現在最少乗員による係船状態にあるが,トルコで解体される可能性が高いという。
(PULLMANTUR)