独マイヤー・ヴェルフトで建造されていたLNG燃料客船アイーダコスマAIDAcosmaが，12月21日ブレーマーハーフェンで引き渡された。２月26日からデビューの予定。本船は2019年竣工のアイーダノヴァAIDAnovaの同型２番船で，LNG燃料クルーズ船としては世界で６隻目。この６隻はカーニバル・グループの共通船型「エクセル・クラス」に当たり，アイーダ・クルーズ２隻，コスタ・クルーズ２隻，P&Oクルーズとカーニバル・クルーズ・ライン（CCL）で１隻ずつ運航している。建造はいずれもマイヤー・グループ（４隻はトゥルク）で，さらに追加建造中の３隻のうち，アイーダ向け３番船として発注された１隻はCCL向けに変更され，カーニバル・ジュビリーCarnival Jubileeとして2023年デビューの予定である。183,774総トン，全長337.0メートル，幅42メートル，吃水8.8メートル，主機二元燃料ディーゼル・エレクトリック（総出力61,760kW，推進出力37,000kW），航海速力17ノット，船客定員5,464名（客室数2,732室）。

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