●全国の「御船印めぐりプロジェクト」がスタート
日本国内の旅客船,観光船の利用促進と発着地の経済活性化を目的として,この4月1日から「御船印(ごせんいん)めぐりプロジェクト」(御船印プロジェクト事務局運営,日本旅客船協会公認)が始まった。“御船印”は“御朱印”の船版で,旅客船各社が航路や船ごとにプリント版,スタンプ版,手書きなどの形で“御船印”を発行し,港や船内で販売。乗船者や来港者は“御船印”の発行料を支払い,集めながら船や港をめぐる。公式船印帳も同時に発売する。御船印マスター制度も設定し,定められた船会社の数の印を集めると,「船長」「一等航海士」などの称号が与えられる。4月1日現在,北海道から鹿児島まで46社が参加し,順次“御船印”を発行していく。開始時は,第一番社・海士,第二番社・石崎汽船,第十二番社・神戸クルーザー,第十五番社・佐渡汽船,第二六番社・瀬戸内海汽船,第三〇番社・東京九州フェリー,第三九番社・富士五湖汽船,第四六番社・太平洋フェリーなどで,今後ふえる予定になっている。あちこちで船に乗って“御船印”を集めよう。
(御船印めぐりプロジェクト事務局)