昨年度から産学連携共同研究「次世代燃料・グリーン＆スマートシップ共同研究」プロジェクトを立ち上げ、民間会社８社と共同研究を進め成果を挙げつつある大阪公立大学海洋科学技術センターでは、この４月から実際の船舶設計に関わる共同研究「船舶の実海域性能改善法および新復原性基準への対応に関する共同研究」を立ち上げることとなり、参加企業を募っている。５社以上の参加でプロジェクトを開始する。

◇研究テーマ：

①風波浪中の性能向上のための総合的船型設計手法の開発

②第二世代非損傷時復原性基準暫定ガイドラインに対応した船舶の設計法に関する研究

◇企業側負担：直接研究費100万円/年＋大学の間接費30万円

◇担当研究室：橋本教授と片山教授の２つの研究室（池田名誉教授および復原性研究の第一人者等もコーディネーターとして参画）

※学生の卒業論文・修士論文テーマとして企業との共同研究テーマとのマッチングにより学生の海事分野に対する興味を深めることも目的とする

※実海域の性能向上法や新復原性規則の学問的な背景等に関する講義により、参加企業の若手社員の教育に貢献する

[本件に関する問い合わせ先]

大阪公立大学　研究推進機構 海洋科学技術センター

所長：橋本　博公(工学研究科海洋システム工学分野 教授)

〒599-8531　堺市中区学園町1-1　hashimoto.marine@omu.ac.jp

Tel：072-254-9337