毎年６月２１日は、国際水路機関（ＩＨＯ）が定める「世界水路の日」だが、これに因み海上保安庁の海洋情報部は、次の２カ所・期間で、記念展示を行なう。

 

① 霞が関の国土交通省１階展示スペース（６月１７～２１日）

 

② 青海の海洋情報資料館（６月２６日～８月３０日）

 

内容は、先頃サービスが始まった「海しる」、今年度中に就役する新型測量船「平洋」および最近の海洋調査成果の紹介で、海洋情報資料館では各国の水路機関からの寄贈品も展示される。また第四、六、七、九、十、十一各管区本部でも、現地色を出した記念展示が予定されている。

 

ちなみに６月２１日は１９２１年にＩＨＯが設立された日で、この日を「世界水路の日」とすることは２００５年に国連決議で定められた。なおＩＨＯには２０１９年現在９０カ国が加盟している。