SSMの導入に関する動向いろいろ

○デンマーク海軍が,RGM-84ハープーンSSMの後継として,サーブが提案していたRBS15 Mk3+を退けて,コングスベルグ製RGM-184A NSM(Nytt Sjønomålsmissil / Naval Strike Missile)の採用を決めた。17番目のカスタマーとなる。調達経費は9~15億クローネを見込んでいる。(Naval News 2025/2/14)
○ブラジル海軍が,新型フリゲイトのタマンダーレTamandaré級に,MANSUP(Míssil Anti-Navio de Superfície)対艦ミサイルを搭載することになった。これは,アラブ首長国連邦のEDGEグループが50パーセントを出資しているブラジルのSIATTと,ブラジル海軍が共同で手掛けているSSM。2023年11月に,EDGEグループはブラジルとの間で,MANSUPの発注に関する趣意書に調印していた。それが正式に実現の運びとなったもの。(Naval News 2025/2/21)